位置推定が容易な場所の説明文の特徴分析

「場所の説明文」と「人手による推定精度」の関係についての分析

「計算科学センタービルの入り口の自転車置き場の横」といった、自然言語で書かれたある場所についての説明文から、その場所がどこであるかの位置推定を人が行うとき、容易に推定可能となる説明文はどのように書かれているのか特徴を分析する。

例えば、誰かが交通事故を起こしたときは、連絡を受けた警察や保険会社のオペレーターの人が電話で事故を起こした人がどこにいるのか説明を聞いて、記録をとる必要があります。そのときに絶対に記録する必要がある位置推定を行う際に場所の説明文の重要な要素が分かれば、誰が見ても分かりやすい記録を残せるようになります。

• 坂根 和光, 山本 岳洋, 澤田 祥一, 大塚 一路, 山本 光穂, 大島 裕明: 「自然言語からの緯度経度推定に向けた説明文収集とパターン分析」, 電子情報通信学会, 第13回データ工学と情報マネジメントに関するフォーラム (DEIM Forum 2021), H33-2, 2021年3月.